『世界一ふざけた夢の叶え方』のように
今朝のオンライン朝活で、「予祝」なるものをみんなでやりました。「予祝」とは、あらかじめ祝うこと。前祝い。造語かと思ったら農業行事なんですね。「コトバンク」によれば
よしゅく【予祝】
豊作や多産を祈って,一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多い。あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると,そのとおりの結果が得られるという俗信にもとづいて行われる。
みんなで、それぞれの夢が叶ったことを前祝いをする「予祝」。これは、僕らの周りで「面白い!」と話題になった『世界一ふざけた夢の叶え方』に出てくる「夢の叶え方」です。この本はとても面白くて、勇気が出て、「なんかオレらもやれるんちゃうの!」と、その気になれる一冊。ぜひ一読をオススメします。
ま、それはともかく。で、今朝は、これをみんなでやってみようという話になりました。年末までに、自分の目標が叶っている話をして、みんなで「前祝い」をやろう!と。
叶った夢をリアルに言えるほど、叶う気がする
朝活のリーダーともいうべき方が、またみんなを盛り上げるのがうまいのです(笑)。エレベーターピッチって、ご存知でしょうか。「投資家とエレベーターに一緒に乗ってる間に、事業のプレゼンをして出資を得る」という「1分プレゼン」みたいな話。あれです。
彼女がまずこう切り出しました。「スパッと言えないと夢は叶わないですよ。朝エレベーターでぼーっと乗っていたら、神様が、オレ次の階で降りるけど願いを1つ叶えてやるぜ!って言います。さ、どうします?」と。え、どうしよう…。誰から言う?なに言う? ま、結局はメンバー5人のうち、言い出しっぺの彼女から自分の夢を語りだしてくれたのですが(笑)
彼女が年末までに「叶えた夢」の1つは、彼女がもうすぐ始めるビジネスが、あるコンテストで優勝するという話でした。
彼女「いっぱい目標はあったんですが、2つしか叶わなかったんです。◯◯の事業を8月からスタートしてうまくいき、12月18日のあるイベントで3000人の前でビジネスの取り組みを発表したところ、そこでグランプリをとりました!」
みんな「おおー!」
Hさん「おめでとうございます!」
彼女「ありがとうございます!」
Nさん「グランプリかぁ!」
彼女「初の試みだったので許可とかたいへんでした。でも、日本や世界の子どもたちに喜んでもらえたのが良かったと思います」
Kさん「素晴らしいー!」
みたいな感じで話をしていくうちに、みんなもノッてきて、「あれはすごかったよね。まさか◯◯にまでなるとは思わなかった!」なんて、まわりのメンバーが勝手に夢に肉付けしちゃう。そうすると発表者も合わせて「あんなふうになるとは思わなかったけどねー。みんなのおかげです!」みたいに、それに乗って応えることで、さらに夢が大きくなったり、具体的になったり。
いちばん感じたのは、夢が叶ったシーンをよりリアルにイメージできてる人って、「きっと、この夢は叶えるんだろうな」と思えてくること。「引き寄せ」なんて話もありますが、ありありと夢が叶った姿を思い浮かべる人は、「実現力」がきっと強い。自分もこれからは、夢をもっとリアルに見ようと思ったのでした。
「予祝」は、みんなをワクワクさせる
オンライン朝活では、参加できない人がいるかもしれないので毎回録音をしています。終了後、「伝説の音声ファイルになるでしょう」というコメントともに音声データがUPされました。僕は、それを聴きながら早朝散歩に出たのですが、それがもう聴いているだけで顔がほころんでくるのです。楽しい。ニヤケてしまう。年末、ほんと、どうなっているんだろう^_^
ひとりで夢を抱いているのではなく、みんなで夢を宣言し、みんなで「あなたなら、できる」という気持ちを込めて、前祝いをする。中には、「儲かったんだから、おごってくださいね(笑)」と言ったりね。聴き返してみて思ったのは、これは時々、聴き返すとワクワク感がよみがえるだろうなということ。そして、自分の夢以上に、仲間ひとりひとりの夢が叶うといいなぁ、という気持ちがわくこと。人のことだと「なんかその夢、叶えちゃうんじゃないの」という気持ちになる。だったら、僕もがんばらないと!って気持ちにもなる。
「予祝」、やってみて良かったです。僕が話した「叶った夢」は、このwebマガジンのインタビュー企画が思わぬヒットをして楽しくなってどんどん取材して書いているという話と、新たに始めるビジネスがコンスタントに収益を上げているという話。みんなの夢への肉付けで、さらにすごいことになってたからなー。さて、どうなることやら。
みんなと、きっと年末、話をするんだろうな。その時、みんなどうなっているのか。ワクワクしてきます。ほら、また顔がほころんでしまう^_^
ぜひ、みんなでお試しあれ。