「人生100年時代」を真に受けて、始めちゃえ。

山頂へ続く道

100歳を基準に考えれば道半ば

「人生100年時代」という言葉を、最近ではよく見かけるようになりましたね。
これも、昨年の秋に日本でも出版された『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』の情報が世の中に浸透してきたせいなのかなと思います。
そして、自分でも、もはや「そんなもんかな」という気になっている。ま、感化されやすいってのも、ありますけどね(笑)
でも、「その気」になったもん勝ちですよね。
その気で、考えておいたり、準備を進めてしまっても、何のソンもない。
僕は現在56歳。なので、まだ「道半ば」ということになります。さすがに半分は越えちゃったかーとは思うけど。

自分だけの「強み」を持てないか

で、です。そこで、最近思っていることと結びつけて考えてみるのですが。
昔から感じてきたことではあるんですけど、このところ、「◯◯なら、さんぽ屋さん」と言われるような「差別化」できるような、選んでもらえるような「強み」とか「得意分野」って持ってないんだよなーということをヒシヒシと感じます。そういうのが無いと、この先、「生き残っていけないよな」と思うわけです。
そういう「強み」、レアな「技能」でもいいんだけど、「自分ならではのモノ」を持ちたい。そういうものがある人は強い。頼ってもらえる。いるなー、自分にも、そういうの。
好きなもの、得意なことはあるんだから、その延長上で、そういう「強み」をなんとしても作りたい。

「10年で一人前」と考えれば

そう考えるとですよ。
「100年時代」を真に受けてしまえば、これから始めたって、間に合っちゃうんだよな(笑)
「一人前になるには10年かかる」、なんてよく言われます。
10年やる覚悟で続ければ、10年後にはそこそこのスキルを得られているはず。
ま、これも「10年一人前説」を真に受けちゃえば、ってことですけど。これも、真に受けちゃったもん勝ち(笑)
そうすると、僕で言えば今から始めたとして、66歳で、なにか1つ新しいスキルを身につきていて、それでも食っていけてる…かも知れない(笑)
お気楽主義で、なんか始めちゃおうかな−。
66歳で、「◯◯と言えば、さんぽ屋さん」なんてのが1つでもあったら楽しいな。

「まだ始まっちゃいねぇよ」

かつて、映画の名セリフで「まだ始まっちゃいねぇよ」ってのがありましたよね。

「俺たち、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ」
『キッズ・リターン』北野武監督

人生100年。100年は長いです。
30代ならもちろんのこと、40代、50代、60代からだって、始められる。まだ始まっちゃいない、とさえ言えるわけで。
学校に行くんだっていいし、留学だっていいし、なんなら弟子入りするとかね。現に農業をめざす人なんて、そういう人、たくさんいますよね。
僕の先輩に、それまでの仕事を超えて、現在はコンサルタントとして活躍されている方がいらっしゃいます。
その方に「どうして、そんなことができるようになったんですか?」と聞いたら、
「いや、実は会社を辞める前にずっと、たくさんの本を読んだり、セミナーを受けまくったりしてたんだよ。人脈もそこでできてさ」
なんて話してらっしゃいました。そんな時代があったんだ…すごく感銘を受けました。やってたんだなー、人知れず。

やれるようになる人って、やってたから、やれるようになってる。
始めちゃわないと、始まらない。

始めちゃいますか

「人生100年時代」、真に受けちゃって、始めちゃいますか。
始めちゃっていいんじゃないかな。
だってですよ。仮に100年時代になっちゃって、定年が65歳と仮定して、そこからやること、できることがなくなっちゃったら、残りの35年もどうします?(笑)
(笑)って付けちゃったけど、笑い事じゃないかも知れない。
年金だけで暮らすようなことになったら、生活的にはヤバイわけだし^^;

10年やる覚悟で、なにか1つ「習得」したいな。
そうそう、「10年なんてあっという間」。そんなこと、30代以上なら、もう知ってますよね。
「あっという間」に、何か1つ習得できてしまえたら…。

あ、いま、ちょっとワクワクした^_^

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