未来のために、まだ見ぬ「孫たち」のことを考えてみる。

空き地の朝顔

今日は、社会貢献意識の低い僕の気持ちが、あることで、ちょっと変わったという話です。

なかなか関心を高められなかったSDGs

いま、勝間塾のサポートメールで「SDGs」というものを学んでいます。
Sustainable Development Goals
その頭文字を取ったもので、「エスディージーズ」と読みます。日本語で言えば「持続可能な開発目標」。

知ってました? 僕は、全く知りませんでした^^;
国連が世界全体にある問題を整理し、今後、地球と世界が中長期的にそれらの問題を解決しながら、どう成長していくかという「目標」を定めたものだそうです。17のゴール(目標)が設定されています。
知名度が低いことから、あのピコ太郎さんが「広報」として抜擢されているそうです。
ピコ太郎×外務省(SDGs)~PPAP~
とても有意義なことだけど、社会貢献意識の低い僕には、世界や日本国内のために、どう自分が関与すればいいのか見えにくく、毎日送られてくるメールを読んでいても、正直関心が高まりませんでした。

自分の「孫たち」はどうなるんだろう?

けれど、今朝はちょっと違ったのです。なぜか、ふと、こんなことを思いました。
それは、まだ影も形もない僕の「孫たち」のこと。
そうしたら、SDGsが、やっと身近なものに、自分と関係するものに思えてきました。

僕には、2人の子どもがいます。長女と長男。
今年、28歳と26歳になりました。早いです、信じられないほどに(笑)
親ばか丸出しで言ってしまいますが、2人ともすごく優秀だと思います。だけど、現状は収入に恵まれているとは思えません。
2人とも、僕と同様に、やりたい仕事につけたので、とても幸せな道を歩んでいます。
とはいえ、もし彼らが結婚して、子どもも生まれるとしたら、その子たちに十分な教育を与えてあげることができるのだろうか。
そのための十分な収入を得られるようになっていけるのだろうか。
そう考えると、僕のほうが急に不安になります。十分に大人である2人にとっては、余計なお世話ですけどね(笑)

僕だって、若い頃は自慢じゃないけど貧乏で(笑)、娘が生まれたのを契機に「こんな給料じゃ娘もカミさんも苦労させてしまう」と一念発起して転職。下請けのプロダクションから元請けである広告代理店へとステップアップしました。
それによって給料も上がり、娘にも息子にもわりと十分な教育を受ける機会を提供できたと思います。
けれど、いま娘や息子を取り巻く労働環境は、かつての日本とは違うし、給料も上がりにくい状況にあります。
それでも僕は、教育の大切さを痛感しているので、「孫たち」が良い教育をもし受けられなかったら…なんて考えてしまうと、うーん…。

そんなふうに考えた時。僕は、17あるSDGsの目標のうちの、日本においての
目標 1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる【国地総:全般】
目標 4. すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
目標 8. 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
については少し関心が高まりました。

これからますます活躍していくであろう娘、息子のために。
そして、僕がいつか出会うかもしれない「孫たち」のために。
これら3つの目標について、僕にも貢献できることがあるかもしれない。いや、きっと何かあるはず。
考えたこともなかった「孫たち」のことを思うことで、やっと僕にとってのSDGsが身近になってきました。
エゴ丸出しですが、僕の「孫たち」のためにも、SDGsのことをもっと考え、何かで貢献できるようになりたいと思います。
やっと、やる気、出てきた^^;

トップの写真は、先日さんぽの途中で見かけた、空き地に群生していた朝顔たち。
勝手に花をつけていて、たくましいなぁと思いました。
好きに芽を出し、好きに咲いている。
僕の娘、息子にも、僕の「孫たち」にも、そうなってもらえたらなと思います。
そもためにも「肥えた土地」を少しでも残してあげられればと思います^_^

未来への貢献意識は、「孫たち」がスイッチになる。

僕のように未来に対しての貢献意識の低い人間でも、「孫たち」を思うという「視点」を持ったことで、少し意識が変わるきっかけが生まれました。

自分はどうしてこうも「未来のために」とか考えられないのだろう、なんて思ってる方。
こんなふうに考えると、スイッチが入るかも知れません。
まだ小さなお子さんをお持ちの方なら、自然に未来への貢献意識も持っていて、行動も起こせるんでしょうけどね。

でも僕は、ちょっとだけ成長できたような気がしてうれしいです。
恥ずかしくもあるけれど^^;

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