できることをしよう。と考えてみる。

『できることをしよう。』
今日は、国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)について考えるうちに、「できることをしよう。」という言葉を思い出し、「この言葉ってすごくいいな」と思ったことについて書いてみました。

半径1メートルで考える。

SDGs(エスディージーズ)は、そもそも地球とか世界の未来のための開発目標。
「地球や世界のために」なんて考えてしまうと、はて、どうしたもんか??と考えてしまいます。
そこで、その「目標」を1つずつ読みながら、自分に身近で、自分にもできそうなことを考えてメモにしてみました。そうしたら「目標」の中にも、自分でも関与できそうなことがありました。

・差別をしない
・食品ロスを減らす
・資源のムダ使いをやめる
・ゴミの分別
・自然の保護
・古着の海外支援リサイクル

こうしたことは、なんとなくはやっているけれど、SDGsにつながる行動として、より意識して、やっていこうと思います。
それにしても、こうして「できること」を考えたり、探せば、自分でも動き出せる。「自分事」になっていきますよね。

できることでいい。

どうしたもんか、と考えて、思いあぐねて、行動に移せないくらいなら、どんな小さなことでもいいから、やってみる。もっと、ぐっと身近なことで。

それで、ふと思い出したのが、東日本大震災の時の糸井重里さんの言葉です。

「できることをしよう。」

当たり前のことだけど、できないことを自分でもがんばってやろうと思うと、しんどかったり、辛くなったり、続けられなかったり。
そんなふうになっちゃうくらいなら、「できることをしよう」でいいんですよね。
震災後にボランティアで何かしなくっちゃ、と思っていた時に、この言葉に救われました。

「いつか何かで役に立てることがあって、お呼びがかかるから」とも言っていた糸井さん。
僕は、震災後も寄付しかしていなかったけど、1年後の2012年、被災した気仙沼の、ある会社の商品開発のボランティアに声をかけてもらえました。
美味しい塩辛のネーミングとパッケージの開発を手伝うことができました。
それは、まさに、僕に「できること」でした。
そして、始めてみたら、動き出すことができました。

SDGsのような大きな目標だって、意識し続けて、小さなことからやっていけば、どこかで何かにつながっていって、僕らも、さまざまな貢献ができるかもしれませんよね。
一人ひとりの力は小さくても、集まればその力は、小さなものなんかじゃない。

「できることをしよう」は、すべてに通じること。

できることをしよう、って、すごくいいなって思います。
写真の本『できることをしよう。』の中でつづられていることは、
東日本大震災の時に活動した、さまざまな方や組織、企業が「できること」をした数々。
できることから始めて、奇跡のようなことまで成し遂げた例がいくつも書かれています。
「できることをしよう。」は、背中を押してくれる、素敵な言葉ですよね。

立ち止まってるくらいなら、動こう。
社会貢献やボランティアとかだけじゃない。
ダイエットだって、貯金だって、早寝早起きだっていい。
できることって、必ず、あるじゃない。あるよ、あるある。

できることをしよう。

はい、そうします^_^

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